読み込み中

店長ブログ MANAGER BLOG

幸田町のお客様から切手を買取させていただきました!

こんにちは!買取専門店ふくふくろう店長です🦉
愛知県額田郡幸田町にてリサイクルショップを営業しております。

本日は幸田町のお客様から切手をまとめて買取させていただきました!
よく切手の買取について問い合わせがあるのですがほとんどのお客様から価値が分からないと仰られます。

家の中を大掃除していたら、切手ブームの時代に集めたたくさんの切手が出てきた人もいるのではないでしょうか。

売却する際、ほとんどの切手は額面以下と判断されてしまいますが、一部大変な値段のつくものもあります。
もし、自宅に眠っている品があるのであれば、一度見返してみてください。
よく調べてから保管したり、買取先を探したりするのがおすすめです。

この記事では、プレミア切手の定義や特別な価値がつく理由、代表的なプレミア切手などについてまとめました。

手彫切手

現在の切手は基本的に印刷されたものですが、明治初期には、高度な技術を持つ職人が、丁寧に手彫りの版を使って、切手を作っていたことがあります。
代表的な高額切手は「竜文切手」「鳥切手」「桜切手」と言われるもの。絵のバランスの均等さや、保存状態などで買取価格に変動があります。
画像の切手は竜文切手です。
竜文切手は日本で初めて発行された郵便切手で、腐食凹版印刷(ふしょくおうはん、エッチング)という技法が用いられています。
原版は松田敦朝(まつだあつとも)によって彫刻され、「文」という単位が額面で用いられ、竜の図を描くことから「竜門切手」という名前になりました。
額面は48文、100文、200文、500文の4種類で第1版、第2版で区別されます。雷紋と七宝の模様の枠の中に龍が描かれた手彫りの図柄で、切手の特徴と言える目打ちもありません。

中国切手

1960~1983年発行の中国切手には高い価値が付く切手があります。
1つは、中国で1966年から1976年にかけて起こった社会主義革命である「文化大革命」の影響です。
文化大革命下の中国ではコレクションとしての切手の保有が禁止されていました。
そのため、文化大革命以前に発行された中国切手の多くは散失してしまっており、希少性が非常に高いのです。
赤猿切手は文化大革命終結宣言後の発行ではありますが、1980年当時はまだ騒乱が続いており、切手の収集や国外への持ち出しは難しかったようです。
もう1つは、中国の富裕層による投機目的の実物資産として、大量の中国切手が購入されているという点です。
文化大革命の影響で希少性が高いうえに投機用に大量購入されるため需要量が多く、需給のバランスが崩れているため一部の中国切手は非常な高値で取引されるようになっています。

沖縄(琉球)切手

沖縄切手と琉球切手は厳密には異なるのですが今回はまとめて沖縄切手として紹介いたします。
沖縄切手というと、単純に沖縄で発行された切手の総称かと思われるかもしれませんが、実際の定義は1945年~1972年の間に沖縄で発行された切手となり、この期間は沖縄がアメリカ軍によって占領されて本土復帰するまでの期間を指します。
その為、沖縄切手の額面には「銭」「円」以外に「セント」も存在します
沖縄切手は沖縄文化が反映された独自性の高いデザインな事からコレクター間でも人気が高く、また現在では発行されていない種類の切手であるため希少性も高い事から、額面以上の買取価格や価値をもつ種類が多く存在します。

旧高額切手

明治41(1908)年に発行された高額の普通切手です。
当時の郵便料金は、封書が3銭、ハガキが1銭5厘でしたが、10円もの高額切手は、徐々に増加していた外国宛の郵便物や、日露戦争(1904-1905)以来急速に需要が増えた電話の架設願いなど、高額料金を納めるために使われました。
偽造防止のため、お札に準じた本格的な凹版彫刻による精緻な肖像が採用されており、すでにお札にも登場していた神功皇后(じんぐうこうごう)が描かれています。

逓信記念日制定記念切手小型シート

逓信記念日制定記念切手は、1934年(昭和9年)4月20日に発行された記念切手です。 日本で初めて4種1組の「小型切手シート」で販売された貴重な切手であり、また販売場所が4月20日から27日まで開催された逓信文化展覧会の会場と限定的だったことから非常に価値の高い切手として扱われています。
額面は77銭あり、ハガキの郵便代金が1銭5円という当時から考えると、77銭という価値は現在の感覚でいうと5,000円程度の金額となる為、記念品として買うには高かった為、初日以降相当数が売れ残ったようです。
発行枚数も少なく記念切手シートの代表格として人気が高いです。

見返り美人

見返り美人切手は1948年に発行された、普通切手とは違ってコレクター向けに発売された切手です。
見返り美人切手の1枚あたりのサイズは縦67ミリメートル・横30ミリメートルと普通切手より大きいことが特徴で、5枚綴りのシートで発行されました。
図案は、江戸時代に活躍した有名浮世絵師・菱川師宣(ひしかわもろのぶ 1618-1694)が描いた作品「見返り美人図」です。
1948年当初は終戦直後ということもあり、印刷技術が未発達であったため、茶色一色で見返り美人切手が発行されました。
そのため原画の色鮮やかな着物の美しさを切手に再現することは難しかったのですが、しかし単色ゆえに菱川師宣の繊細なタッチが際立つという効果もあり、芸術性の高さが窺えます。
収集用に発行されたこと、大判サイズであること、美しいデザインが採用されたことなどが理由となり、見返り美人切手は切手コレクターから絶大な人気を得ました。
現在でも、切手買取市場において非常に人気・価値の高いプレミア切手となっています。

まとめ

いかがでしたか?
実は額面の何倍もするような品はなかなか見つかりませんが、少しだけ高い程度の品なら、探せば出てくる可能性がございます。
プレミア切手を探すとき、1つのポイントになるのが発行時期です。

例えば何十年も前の古い記念切手でも、時期によっては額面どおりの値打ちにしかならないことがあります。
目安としては、昭和30年代前半以前のものであれば、プレミア切手の可能性が出てきます。

昭和30年代後半からは、日本全国で切手ブームが到来します。
コレクターたちが爆発的に増え、その頃から発行された品はほとんどコレクターの手に渡っているはずです。
そのため、切手ブーム以降のものは、たとえ売ったとしても買い手がつかず、特別な値打ちもないことが多いのです。

一方、ブーム以前に限定発行されたものや記念切手などは、当時でも入手したければ他の人に譲ってもらうなどしなければなりませんでした。
そのため、いまだに高い値打ちがあります。

買取専門店ふくふいくろうでは切手を細かく査定をしプレミア切手はしっかり買取価格に反映いたします。
お見積りは無料ですので一度お問合せくださいませ。

お問い合わせ CONTACT